唾液は、口の中を潤すだけのものではありません。食べかすや汚れを洗い流し、細菌の増殖を抑え、酸性に傾いた口腔内のpHを中性に戻すなど、体が備え持つ天然のケア機能を担っています。
しかし、睡眠中やストレス、口呼吸、加齢などによって唾液の分泌量は低下しやすくなります。近年増えている「ドライマウス」は、こうした唾液不足によって口腔内環境が乱れやすくなる状態の一つです。乾燥が続くと、ネバつきや不快感を覚えやすくなるだけでなく、口の中が酸性に傾きやすくなることもあります。
口腔ケアというと「磨く」ことに意識が向きがちですが、唾液が本来の働きを発揮しやすい環境を整える視点も欠かせません。
唾液を増やすために、今日からできること
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よく噛んで食べる
噛む刺激は唾液分泌を促す最も基本的な方法です。柔らかいものでも、意識的に噛む回数を増やすことで、唾液腺が刺激されやすくなります。
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口呼吸を避ける
口呼吸は口腔内の乾燥を招き、唾液の働きを弱めてしまいます。日中・睡眠中ともに、鼻呼吸を意識することがドライマウス対策につながります。
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口の中を清潔に保つ
舌や歯の汚れが多いと、唾液が本来の役割を果たしにくくなります。歯磨きだけでなく、口腔内全体を意識したケアが大切です。