「……今、ちょっと顔そむけた?」
会社で若い子と話していたとき、相手がふっと顔をそむけた。
たったそれだけなのに、急に不安になる。
もしかして、私、今ちょっと臭った?
いや、でも朝はちゃんと歯みがきした。
マウスウォッシュも使った。
自分では分からない。
でも、一度気になると頭から離れない。
口臭の悩みって、こういうところが一番つらいですよね。
本当に臭いのかは分からない。
でも、分からないからこそ不安になる。

しかも、「そもそも口臭って何で起こるの?」と聞かれると、意外とよく分からない。
そこで今回は、prebiNOva開発者のDr. Greenに、
◽️ 口臭って、そもそも何が原因なのか
◽️ 口の中で何が起きると口臭が出やすくなるのか
◽️ 食べ物、飲み物、乾きはどこまで関係するのか
という、まず最初に知っておきたいところから聞いてみました。
また、事前にお寄せいただいたご質問も踏まえ、今回は皆さんが気になっている疑問についてもDr.Greenにお答えいただきました。
この記事を読むと、
◽️ 口臭は「突然起きるもの」ではなく、口の中の状態と関係していること
◽️ 口の中にも善玉菌・悪玉菌のようなバランスがあること
◽️ 何がそのバランスを乱しやすいのか
を整理することができます!
1.そもそも、口臭って何が原因なんですか?
MPA WELLNESSスタッフ
まず一番知りたいのがそこです。
口臭って、結局なにが原因なんですか?
Dr. Green
一番大きいのは、口の中の細菌バランスの乱れです。
口の中にはたくさんの菌がいて、その中には、口の中を比較的落ち着いた状態に保ちやすい菌もあれば、においの原因を出しやすい菌もいます。
MPA WELLNESSスタッフ
口の中にも、善玉菌・悪玉菌みたいなイメージがあるってことですか?
Dr. Green
はい、そういう理解で大丈夫です。
善玉菌が働きやすい状態だと、口の中は安定しやすい。
逆に、悪玉菌が増えやすい状態になると、においの原因が出やすくなります。
MPA WELLNESSスタッフ
口臭って、「歯みがきしてないから臭う」みたいな単純な話ではないんですね。
Dr. Green
そうですね。もちろん歯みがきは大事です。
でも実際には、それだけで決まるわけではありません。
口の中の菌バランスがどうなっているか、そこが大きいです。
2.じゃあ、悪玉菌が増えると、なぜ口臭が起こりやすいんですか?
MPA WELLNESSスタッフ
悪玉寄りの菌が増えると、なんで臭いやすくなるんですか?
Dr. Green
口の中の菌は、生きるためにエネルギーを作っています。
そのとき、悪玉菌が増えると、たんぱく質を分解する流れが強くなりやすいんです。
MPA WELLNESSスタッフ
たんぱく質を分解すると、何が起きるんですか?
Dr. Green
その過程で、においの原因になるガスが出やすくなります。
いわゆる口臭の原因物質ですね。
MPA WELLNESSスタッフ
じゃあ、口臭って「口の中で悪いにおいが突然出る」んじゃなくて、菌の働き方の結果なんですね。
Dr. Green
そうです。
だから、においだけを見ても分かりにくい。
本当は、その前に「口の中がどんな状態になっているか」を見る方が大事なんです。
3.食べ物や飲み物も関係あるんですか?
MPA WELLNESSスタッフ
食べ物や飲み物も関係ありますか?
Dr. Green
はい、あります。
口の中の菌は、食べたものや飲んだものの影響を受けます。
MPA WELLNESSスタッフ
たとえば、何が関係しやすいですか?
Dr. Green
糖分が多いものや、口の中を酸性に傾けやすいものは注意が必要です。
たとえば甘い飲み物や炭酸飲料などですね。
そうしたものが続くと、口の中のバランスが乱れやすくなります。
MPA WELLNESSスタッフ
じゃあ、「これひとつがダメ」というより、毎日の積み重ねで考える方が自然なんですね。
Dr. Green
その通りです。
食事や飲み物は、口臭を直接“作る”というより、口の中の菌バランスを通して影響する
と考えると分かりやすいと思います。
4.口の乾きって、そんなに問題なんですか?
MPA WELLNESSスタッフ
口の乾きもよく聞きますけど、そんなに大事なんですか?
Dr. Green
とても大事です。
唾液は、ただ口をうるおすだけではありません。
口の中を流したり、守ったり、菌のバランスを保つための役割もあります。
MPA WELLNESSスタッフ
乾くと、何が起きるんですか?
Dr. Green
唾液が少ないと、口の中が乱れやすくなります。
その結果、悪玉寄りの菌が働きやすくなったり、においの原因が出やすくなったりします。
MPA WELLNESSスタッフ
じゃあ、「今日は乾くな」って日は、ただ不快なだけじゃないんですね。
Dr. Green
そうです。
乾きは、口の中が気になりやすくなる条件のひとつです。
だから、口臭を考えるときにも無視できません。

5.自分の口臭って、自分では分からないんですか?
MPA WELLNESSスタッフ
これ、すごく気になるんですけど……
自分の口臭って、自分では分からないんですか?
Dr. Green
正直に言うと、かなり難しいです。
人は自分のにおいに慣れてしまいやすいので、客観的に判断するのは簡単ではありません。
MPA WELLNESSスタッフ
やっぱりそうなんですね。
だから相手のちょっとしたしぐさに、必要以上に反応してしまうのかもしれません。
Dr. Green
そうだと思います。
だからこそ、
「本当に臭いかどうかを完璧に当てる」ことより、口の中が気になりにくい状態を作る方が現実的なんです。
MPA WELLNESSスタッフ
“当てる”より“整える”の方が大事ってことですね。
Dr. Green
はい。
その考え方の方が、不安を減らしやすいと思います。
6.じゃあ、その“口の中の状態”って何を見ればいいんですか?
MPA WELLNESSスタッフ
ここまで聞いて、口臭って“口の中の状態”が大事なんだな、とは分かってきました。
でも、その状態って何を見ればいいんですか?
Dr. Green
そのヒントになるのが、pHや硝酸塩です。

MPA WELLNESSスタッフ
pHってあの理科の実験で出てきた、酸性、中性、アルカリ性みたいなものですか?
Dr. Green
はい。
これまでお話してきた、「口臭は口の中のバランスの話」という前提が大切で、
口の中のpHや硝酸塩の量は、口の中のバランスを見るときに参考になります。
MPA WELLNESSスタッフ
なるほど。
pHや硝酸塩は“口の中の状態を見るための手がかり”なんですね。
Dr. Green
その通りです。
7.前編まとめ:口臭は「におい」より「口の中の状態」の話
ここまでの話をまとめると、口臭は
◽️ 口の中の菌バランス
◽️ 食べ物や飲み物
◽️ 口の乾き
◽️ 毎日の積み重ね
が重なった結果として起こりやすくなるものです。
つまり、口臭を考えるときに大事なのは、
“その場のにおい”だけを見ることではなく、
「口の中が今どういう状態なのか」を見ることです。
後編では、
◽️ pHを測ると何が分かるのか
◽️ 硝酸塩を測る意味は何か
◽️ NO(一酸化窒素)って結局なんなのか
◽️ じゃあ何を続ければいいのか
というところを、もう少し具体的に聞いていきます。