みなさん、「食べる力」って意識したことありますか?年齢を重ねると、体力や筋力が落ちるのはもちろん、実は“食べる力”もじわじわと弱ってくるのです。まだ痩せようとしている…?
びっくりするかもしれませんが、70歳を過ぎても「あと2〜3kg痩せなきゃ」って思っている人、けっこういるのです。これは若い頃から「メタボ=悪」って思い込んで、カロリー制限を続けてきた名残かもしれません。でも、高齢期に入ったら話は別。むしろ、しっかり食べて栄養を摂ることがめちゃくちゃ大事なのです。筋肉が減ると転びやすくなるし、免疫も落ちるし、いいことなし!
ここで大事なのが「考え方の切り替え」。減量よりも“食べる力”を守ることにシフトするタイミングが、すごく重要なのです。食べる力って、口の機能だけじゃないのです。誰と食べるか、どんな環境で食べるかもすごく影響します。
ひとりで食べると食欲がわかないこともあるし、気分が乗らない時は、食べる気にならないことも。経済的な理由で食事の質が落ちることもあるし、薬の影響で食欲がなくなることもあります。だからこそ、地域ぐるみで「食べる力」を支える仕組みが必要なんのです。みんなで「しっかり噛んで、しっかり食べよう!」っていうムーブメント、広がってほしいなぁ。たとえば、噛む力が弱くなると食べる量が減って、筋肉が落ちて、動くのが億劫になって…という「フレイル・ドミノ」が始まってしまうことも。だからこそ、早めの気づきと対策が必要なんです。
最近では、「オーラルフレイル(口の機能の衰え)」という言葉も注目されています。歯の本数、噛む力、舌の動きなど、ちょっとした変化が健康に大きく影響するんですね。
そしてもうひとつ大事なのが「社会とのつながり」。誰かと一緒に食べたり、地域の活動に参加したりすることが、心の健康にもつながります。まちぐるみで「しっかり食べて、しっかり動いて、みんなでワイワイ!」という空気をつくることが、これからのフレイル予防のカギになっていくんです。
住み慣れた場所で、いつまでも元気に暮らす——そんな未来を目指して、今こそ一人ひとりが“自分ごと”として動き出すタイミングかもしれません。